営業におけるSDRの意味:この略語が指すもの
SDRはsales development representative(セールス・ディベロップメント・レプリゼンタティブ)の略です。 営業の文脈では、新規の見込み客を見つけて見極める役割を指します。契約を締結する役割ではありません。求人票やCRMの項目、パイプラインについての取締役会資料でこの略語を見かけたら、意味はこれです。最初に知っておくと役立つのは、同じ3文字が営業以外ではまったく別のものを指すという点で、検索するとすぐ混乱するのはそのためです。
同じ略語が3つの異なるものを指す
営業以外の文脈では、SDRは主に次を指します。
- Special Drawing Rights(特別引出権) — International Monetary Fund(IMF)の準備資産。
- Software-defined radio(ソフトウェア無線) — 信号処理をソフトウェア上で行う無線ハードウェア。
- Standard dynamic range(標準ダイナミックレンジ) — HDRに置き換えられた映像規格。
いずれも営業とは関係ありません。検索結果にIMFや無線トランシーバーが出てきたら、同じ略語の別の意味にたどり着いています。
SDR、BDR、AE:混同されやすい3つの職種名
SDR は通常、インバウンドのリードと、定義されたアカウントリストへのアウトバウンド開拓の両方を担当し、獲得した有効商談数で評価されます。BDR — business development representative(ビジネス・ディベロップメント・レプリゼンタティブ)— はアウトバウンド専任の呼び名として使われることが多い一方、2つの職種名を同義で使う企業も、完全に逆に使う企業も少なくありません。AE — account executive(アカウントエグゼクティブ)— はSDRが設定した商談を引き継ぎ、そこから先の案件を担当します。
職種名は業界で標準化されていません。求人票を読むときは、職種名よりも報酬プランのほうが多くを語ります。獲得商談数で支払われるなら、名称が何であれSDRの仕事です。成約売上で支払われるなら、それはAEの仕事です。
なぜ創業者がまずこの役割を担うのか
最初の営業担当としてSDRを採用する企業は多くありません。最初の1〜2年は創業者自身が開拓を行います。初期のアウトバウンドには、その場で組み立て直せるほどの深い製品理解が求められ、まだ引き継げる再現可能なスクリプトが存在しないからです。採用に踏み切るサインは地味ですが確実です。同じメッセージを同じプロファイルに送って、他の誰が送っても同じように商談が取れる程度に安定してきたときです。
その期間をできるだけ引き延ばしたい創業者は、人員ではなくツールに手を伸ばすのが一般的です。選択肢はAI SDRソフトウェアガイドにまとめています。
よくある質問
営業においてSDRは何の略ですか?
SDRはsales development representativeの略です。新規の見込み客を見つけて見極め、アカウントエグゼクティブのために商談を設定する役割であり、自ら案件を締結する役割ではありません。
営業以外でSDRは何を意味しますか?
同じ略語は、Special Drawing Rights(特別引出権。International Monetary Fundの準備資産)、software-defined radio(ソフトウェア無線。信号処理をソフトウェア上で行う無線ハードウェア)、standard dynamic range(標準ダイナミックレンジ。HDRに置き換えられた映像規格)にも使われます。いずれも営業とは無関係で、略語だけで検索すると紛らわしい結果が並ぶのはそのためです。
SDRとBDRは同じものですか?
業界の用法は一貫していませんが、通常は同じではありません。一般的な慣習ではSDRがインバウンドのリードを扱い、BDRがアウトバウンド専任で開拓を行いますが、ラベルを逆に使う企業も数多くあります。職種名ではなく報酬プランを読んでください。獲得商談数で支払われるなら、名称が何であれセールス・ディベロップメントの仕事です。
スタートアップは最初のSDRをいつ採用すべきですか?
同じメッセージを同じバイヤープロファイルに送って、他の誰が送っても同じように商談が取れる程度に安定してきたときです。それ以前のアウトバウンドには、新しく入った人が持ち合わせていない即興力と製品理解が必要であり、だからこそ多くの創業者が最初の1〜2年は自分でこの動きを担うのです。