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製品チュートリアル•2026-10-16•約8分 読了

Teams のライブ翻訳:翻訳字幕をオンにする方法

Teams のライブ翻訳:翻訳字幕をオンにする方法
TL
Team Laxis
Laxisチーム @ Laxis

はい、Microsoft Teams は会議をリアルタイムで翻訳できます。画面に表示されるライブ翻訳字幕としても、耳に届く音声の通訳としても使えます。どちらも有料の追加機能です。翻訳字幕には Teams Premium または Microsoft 365 Copilot が必要ですが、会議の開催者がどちらかのライセンスを持っていれば、会議の参加者は全員、自分のライセンスがなくてもオンにできます。

たいてい難しいのは次の疑問です。なぜ Translate to(翻訳先)のトグルが表示されないのか。原因はほぼ必ず、ライセンス、管理者のポリシー、会議の種類、参加に使ったアプリ、言語のいずれかで、確認する順番もこのとおりです。以下の手順は2026年10月時点で確認した Microsoft のドキュメントに沿っています。表示名が変わる可能性がある箇所では、設定の内容を説明しています。

プラットフォームを比較していますか?同じ内容のガイドを Zoom の翻訳字幕と Google Meet の翻訳字幕についても書いています。このページでは Teams をより深く掘り下げます。

Teams のライブ翻訳に実際に含まれるもの

Teams には、会話を翻訳する機能が3つ別々にあります。ライセンスも動作も異なるので、自分が求めているのがどれなのかを知っておくと役に立ちます。

機能参加者が得られるもの必要なもの言語
ライブ翻訳字幕元の声に重ねて、各自が選んだ言語で表示される字幕Teams Premium または Microsoft 365 Copilot。開催者が持っていれば会議全体が対象、参加者が持っている場合はその参加者のみ字幕の話し言葉は57種類のバリエーション、翻訳先は31言語
Interpreter エージェントAI による音声から音声への通訳。ほかの人の声は自分の言語で聞こえ、相手には自分の声が相手の言語で届く。自分の声を模した音声も選べるMicrosoft 365 Copilot。1人あたり月20時間分が含まれるMicrosoft のユーザーガイドでは10言語。英語、スペイン語、ポルトガル語、日本語、簡体字中国語(北京語)、イタリア語、ドイツ語、フランス語、韓国語など
言語通訳別々の音声チャンネルで話すプロの通訳者。参加者が聞くチャンネルを選ぶ開催者が会議前に Meeting options(会議のオプション)で設定。通訳者は自分で手配する手配した通訳者が対応する言語

さらに多言語音声認識(multilingual speech recognition)もあります。Premium と Copilot で使えるオプションで、各自が自分の話す言語を指定できるため、スペイン語から日本語へと移っていく会議でも全員の字幕が崩れません。開催者が会議ごとにオンにします。

Teams でリアルタイム翻訳ができるかを尋ねる人のほとんどが求めているのは、1行目の機能です。Interpreter はもっと条件が厳しく、聞く人それぞれが自分の Copilot ライセンスを必要とし、ゲストや匿名の参加者はまったく使えません。法律、医療、契約に関わる重要な場面では、人間の通訳者を手配してください。

Teams でライブ翻訳字幕をオンにする方法

管理者は一度だけ、開催者は会議の前に、参加者はそれぞれ会議中に操作します。すでに設定済みの会議なら、参加者は手順4から始めてかまいません。

  1. 管理者:ライブ字幕を使える状態にしておく。 Teams 管理センターで、対象ユーザーに適用される会議ポリシー(Meetings、続いて Meeting policies)を開き、Live captions(ライブ キャプション)が Off(オフ)になっていないことを確認します。既定の設定なら、会議中に字幕をオンにできます。Off にすると字幕がなくなり、翻訳字幕も一緒に消えます。
  2. 開催者にライセンスを割り当てる。 会議をスケジュールする人に Teams Premium または Microsoft 365 Copilot を割り当てます。Microsoft は翻訳字幕を開催者単位で適用するので、その1つのライセンスで、その人が開催する会議の参加者全員がカバーされます。
  3. 開催者:複数の話し言葉を許可する。 参加者が別々の言語で話す予定なら、Teams のカレンダーで会議を開き、View event(イベントを表示)または Edit series(シリーズを編集)を選んでから Options(オプション)を開きます。Recording and transcription(レコーディングと文字起こし)の下で Enable multilingual speech recognition(多言語音声認識を有効にする)をオンにし、Apply(適用)を選択します。
  4. ライブ字幕を開く。 More actions(その他の操作)で RTT を選び、Turn on(オンにする)を選択して、RTT パネルの Live Captions(ライブ字幕)をオンにします。旧版では Language and speech → Show live captions(言語と音声 → ライブ キャプションを表示する)を使います。
  5. 話し言葉を確認する。 字幕パネルの Caption settings(キャプションの設定)、または RTT パネルの More options → Open caption settings を開きます。Meeting spoken language(会議の話し言葉)、多言語会議では自分の話し言葉を確認します。
  6. Translate to を選ぶ。 字幕の設定の Translate to(翻訳先)で読みたい言語を選びます。スイッチが表示される版では先にオンにしてください。参加者ごとに選択します。
  7. タウンホールでは言語を事前に選んでおく。 イベントを開き、Meeting options(会議のオプション)、Engagement(エンゲージメント)、Translate attendee captions(出席者のキャプションを翻訳)の順に進み、最大6言語(Premium なら10言語)を選びます。参加者が選べるのは、そのリストの言語だけです。

誰かが購入する前に試す。 管理者は Microsoft 365 管理センターで、無料の30日間 Teams Premium 試用版を追加できます。ユーザーは60日間のセルフサービス試用版を利用できます。試用のライセンスは、言語をまたぐ定例会議を開催している人に割り当てましょう。

Teams で Translate to が表示されない?この5点を順番に確認

ほとんどのケースは Microsoft のライセンスのルールで説明がつきます。開催者が対象ライセンスを持っていれば全員にトグルが表示され、そうでなければライセンスを持つ参加者にだけ表示されます。

1. 肝心な人がライセンスを持っていない

自分のライセンスより先に、開催者のライセンスを確認してください。Teams Premium は通常の Teams ライセンスに上乗せするアドオンなので、標準的な Microsoft 365 のビジネス向けライセンスには翻訳字幕が含まれていません。Teams Free 向けの Microsoft のヘルプが扱っているのは、通常のライブ字幕だけです。他社の会議では、その会社の開催者のライセンスが基準になります。自分の側で手を打てるのは、自分の組織から Premium か Copilot を割り当ててもらう場合だけです。

2. 会議ポリシーでライブ字幕がオフになっている

翻訳字幕はライブ字幕の上に成り立っています。管理者が Live captions(ライブ キャプション)のポリシーを Off にしていれば、そのポリシーが適用される全員から字幕のオプションが消え、翻訳も一緒に使えなくなります。規制の厳しい業種の会社では意図的な設定かもしれないので、回避策を取る前に確認してください。

3. 会議の種類が対応していない

タウンホールの参加者が使えるのは、開催者が事前に選んだ言語だけです。対象外の場面が最も多いのは Interpreter で、アドホック会議、個人のデバイスと組み合わせて使う Teams Rooms、タウンホール、ウェビナー、Teams Free の会議では使えません。通話については、Microsoft のユーザーガイドではインターネット経由の Teams ユーザー同士の1対1の通話に限られています。ただし2026年のロードマップでは、Teams for Windows と Teams Phone デバイスでの電話番号への通話にも対応が追加されるので、自分のテナントで何が表示されるかを確認してください。

4. 参加に使ったアプリ

Microsoft の Teams Premium 管理者向けドキュメントでは、ライブ翻訳字幕は Windows、Mac、モバイル、Web で使えるとされていますが、Teams Rooms デバイスは含まれていません。とはいえ、Translate to の詳しい手順はデスクトップアプリ向けに書かれているので、スマートフォンに翻訳のオプションが表示されない場合は、アプリを最新版にしたうえでパソコンから参加し直してください。

5. 言語、または話し言葉の設定

Microsoft の字幕に関するページには、57種類の話し言葉のバリエーションと、アラビア語や中国語の簡体字・繁体字を含む31の翻訳先言語が載っています。どちらかのリストにない言語は、いくら払っても使えません。よくあるのは、対応はしているのに設定が間違っているケースです。参加者がポルトガル語で話しているのに話し言葉が英語になっていれば、翻訳は意味をなさない文字列から始まります。不一致があると、Teams は開催者、共同開催者、または文字起こしを開始した人に修正を促します。それ以外の人は、まず文字起こしを停止する必要があります。

ゲストとして参加していて Translate to がない? Laxis のデスクトップアプリなら、会議が誰のライセンスで開かれていても、通話のライブ翻訳を自分の画面に表示できます。14日間の Premium トライアルでも使えます。

参加者に見えるもの、そして会議後に残るもの

翻訳字幕は動画の下に表示され、話者が非表示を選んでいない限り、その人の名前が付きます。読む言語は人それぞれです。同じ発言を、同僚はポルトガル語で、あなたは英語で読むことができます。

Interpreter は翻訳された音声を元の声に重ねて再生し、音量のバランスを調整するスライダーがあります。翻訳されている間は、話者の映像に印が付きます。ほかの人がまだ聞いている最中なら、Teams は話す前に待つよう合図を表示します。

そして、そのほとんどは会議とともに消えます。Microsoft によれば、Teams は字幕を保存しません。翻訳された文字起こしが表示されるのはライブ中だけで、会議後の文字起こしは元の話し言葉のままになり、録画に残るのも通訳ではなく元の音声です。残る可能性があるのは次の2つです。

  • 自分の言語での要約。 多言語音声認識または Interpreter がオンになっていた場合、インテリジェント要約(intelligent recap)が Translate to で選んだ言語で表示されることがある、と Microsoft は説明しています。
  • あとから作る翻訳済みの文字起こし。 Clipchamp を使うか、管理者が設定していれば、Microsoft 365 の動画向け従量課金制の文字起こし翻訳を使います。後者は100を超える言語に対応し、Azure サブスクリプションを通じて課金されます。

文字起こしそのものについては、Teams の録画と文字起こしをダウンロードする方法のガイドをご覧ください。

Teams の翻訳を自分ではオンにできないとき

会社がすでに Teams Premium か Copilot の料金を払っていて、言語をまたぐ通話が自社の人が開催する会議なら、手元にあるものを使いましょう。標準機能ですし、1つのライセンスで会議の全員がカバーされます。

ただし、役に立たなくなる場面は決まっています。取引先の会議にゲストとして参加していて、先方の開催者にライセンスがない。自分の会社がそのアドオンを購入していない。次の通話は Zoom や Google Meet で行われる。自分の言語が Microsoft の翻訳リストにない(Laxis には独自のリストがあるので、トライアル中に自分の言語があるか確認してください)。あるいは、字幕が消えたあとも、会話をどこかに残しておきたい。

そこで役立つのが AI 会議アシスタントの Laxis です。Mac と Windows のデスクトップアプリがマイクとパソコンの音声を録音するので、会議にボットを入れることなく、開催者のライセンスにも左右されずに Teams と並行して動きます。話されている言語(自動検出、または60言語から選択)を設定し、Premium なら利用可能な翻訳言語から1つを選びます。するとライブの文字起こしの各行に、原文とその下に訳文が表示されます。Premium のフローティング字幕は、全画面の会議も含めてどのウィンドウよりも前面に表示され、原文、訳文、またはその両方を映せます。会議が終わると、文字起こし、メモ、AI レポート、アクションアイテムが、どのプラットフォームの会議であってもアカウントに残ります。対面の会話はモバイルアプリでカバーできます。

言語の対応状況: Laxis 全体では60以上の翻訳言語に対応していますが、デスクトップ版1.0.33の会議メニューに表示される翻訳先は33言語です。試用期間中に、アプリで必要な言語を選べるか確認してください。

制限もはっきりお伝えします。ライブ翻訳は Premium の機能で、無料の Basic プランには含まれません。新規アカウントはすべて、クレジットカード不要の14日間 Premium トライアルから始まります。翻訳は録音や音声入力と同じ月間の利用枠(Premium では2,000分)を使い、1回の録音は最長2時間です。音声は Laxis のクラウドで処理され、Laxis は HIPAA に準拠していません。翻訳が表示されるのは自分の画面だけで、ほかの参加者に字幕を提供するものではありません。機械翻訳は今でもスラング、専門用語、発言の重なりでつまずくので、数字は書面で確認してください。Laxis の Chrome 拡張機能は Teams の字幕を読み取るもので翻訳はしないため、デスクトップアプリを使ってください。そして、IT 部門が意図的に字幕を無効にしている場合はまず確認し、録音していることは参加者に伝えてください。

複数の言語にまたがる会議の進め方のガイドでは、話すペースや発言の順番の回し方を扱っています。また、AirPods に翻訳を任せられたらと期待していたなら、AirPods のライブ翻訳がまだ Teams の通話に対応していない理由をご覧ください。

自分の会議でなくても、どの Teams の通話も自分の言語で読む。 Teams、Zoom、Google Meet と並べて、各行を原文と自分の言語の両方で確認できます。14日間の Premium トライアル、クレジットカード不要。Laxis をダウンロード

よくある質問

Microsoft Teams はリアルタイムで翻訳できますか?

はい。Microsoft Teams はライブ翻訳字幕で会議をリアルタイムに翻訳します。これには Teams Premium または Microsoft 365 Copilot が必要です。開催者がどちらかのライセンスを持っていれば、参加者全員が字幕の言語設定で Translate to(翻訳先)をオンにできます。音声での翻訳には Interpreter エージェントがあり、こちらは Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要です。

Teams でライブ翻訳を使うには Teams Premium が必要ですか?

Teams Premium か Microsoft 365 Copilot のライセンスが必要ですが、必ずしも自分のアカウントにある必要はありません。会議の開催者が持っていれば、参加者は全員ライセンスなしで翻訳字幕を使えます。一部の参加者だけがライセンスを持っている場合は、その参加者にだけトグルが表示されます。標準的な Microsoft 365 のライセンスと Teams Free には含まれていません。

Teams は音声をリアルタイムで翻訳できますか?

はい。Teams は Interpreter エージェントで、話し言葉を翻訳された音声に変換します。Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要で、1人あたり月20時間分が含まれます。Microsoft のユーザーガイドには、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、北京語を含む10言語が挙げられています。ゲストや匿名の参加者は使えず、タウンホール、ウェビナー、アドホック会議では動作しません。

Teams のライブ字幕に Translate to が表示されないのはなぜですか?

Translate to が表示されない原因として最も多いのは、開催者もあなたも Teams Premium や Microsoft 365 Copilot を持っていないことです。ほかには、ライブ字幕をオフにする会議ポリシー、開催者が言語を事前に選んだタウンホール、Teams Rooms デバイス、Microsoft が翻訳に対応していない言語などが考えられます。まず開催者のライセンスを、次に管理者のポリシーを確認してください。

Teams は翻訳字幕や文字起こしを保存しますか?

いいえ。Microsoft によれば Teams は字幕を保存せず、翻訳された文字起こしが見られるのは会議中だけです。会議後の文字起こしは元の話し言葉で表示されます。多言語音声認識がオンになっていれば要約が選んだ言語で表示されることがあり、管理者は会議の録画向けに有料の文字起こし翻訳を有効にできます。

Teams のライブ翻訳はどの言語に対応していますか?

Teams のライブ字幕は57種類の話し言葉のバリエーションを認識し、Microsoft のサポートページには、スペイン語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、日本語、韓国語、中国語の簡体字・繁体字を含む31の翻訳先言語が挙げられています。Interpreter の対応言語は、Microsoft のユーザーガイドでは10言語です。タウンホールの開催者が提供できる字幕の翻訳言語は6つ、Teams Premium なら10です。